chicchikichiの日記

私が今まで旅した思い出を書き綴っています。

サンクトペテルブルグからウィーンへ

サンクトペテルブルグを訪れたのは10月。

暑くもなく、寒くもなく散策にはとてもいい気候でした。

サンクトペテルブルクの街を歩いていると、あまり人を見かけません。

地元のロシア人さえ見かけないのです。

世界中どこでも旅すると言われる日本人と街中ですれ違った時には、

思わず振り返ってしまいました。

 

サンクトペテルブルグからウィーンへと飛びました。

 

サンクトペテルブルクの空港で、飛行機の搭乗を待っていた時に

5~6歳の女の子がおじいちゃまとおぼしき男性といました。

彼女は日本人、東洋系の人間が珍しかったのでしょうね。

 

ガン見されました。

それもかなりの時間。

おじいちゃまは、「これ! あんまりじっと見ちゃ失礼だよ!」と

いう感じで彼女に言ってるみたいなのですが、

子供は素直ですからね。本能のままです。

 

そのうち、おじいちゃまに手を引っ張られて

どこかに行ってしまいました。

 

 

エルミタージュ美術館に行ってみた

 

かねてから念願のエルミタージュ美術館に行ってきました!

私が行ったときは、入場券は写真撮影料込でしたが、外国人用とロシア人用の

2種類の入場券でした。

 

外国人用はかなり高かった!

え?と思ったけれど、次に来ることがないかもしれないので仕方なく

外国人チケットを購入。

ガイドブックも忘れずに購入。

 

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美術館の中はとにかく広い!

引退したロシア人の老人、老女がボランティアで監視員のような感じで

椅子に座って、あたりを見張っている感じでした。

 

中に入ってびっくりしたのは、入り口で買ったガイドブックを売っている男性が

いたこと。

それも少し割り引いた価格で売っていた!

 

え~?!と思ったけれど、ここはロシアだから と思えばなんでもなかったです。

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ガイドブックの表紙をめくると、こんな感じです。

 

ほぼ1日美術館の中を歩いて、少しでも多くの作品を見よう!と頑張りましたが、

広すぎて無理!

おまけに監視員の老女が、あまり観光客がいなかったからか、

私が歩いていくところについてくる。

 

なんか追跡されているようで、不気味なんですけど。。。。

 

でも美術品を堪能し、エルミタージュの雰囲気を満喫して

美術館を出ました。

念願のエルミタージュ美術館を訪れることができた感激で

気分は高揚していました。

 

 

エカテリーナ宮殿

サンクトぺルブルグは街の至る所に運河がある、水の都です。

エカテリーナ宮殿へは、ロシア人の学生ガイドと一緒に行きました。

靴の上にスリッパを履くという、ちょっと日本人には不思議なスタイルで

宮殿内を見て回ります。

 

広いし、金でピカピカのお部屋がいくつもあったりして、帝政ロシアの強大さを

見せつけられた感じです。

 

宮殿の外観は白と水色がとてもきれいです。

ロシアは世界の琥珀の80%を算出しています。

ジュラシックパークじゃないけれど、ついつい虫の入った琥珀をさがして

しまいます。

 

ロシア人の学生ガイドが、「日本人は虫入りの琥珀が好きですね~」って

言ってましたっけ。

ロシアの方は、虫入りの琥珀にあまり興味がないみたいですね。

私が買ったのは、かなりお手頃な琥珀のブローチ。

ブドウのようになっていて、かわいいです。

 

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サンクトベルクをぶらぶら

一人旅なので、エルミタージュ美術館にも近く、ネフスキー通りにも近い

ホテルを選びました。

当時は「アストリアホテル」だったのに、このブログを書くために再度確認したら

「ロッコフォルテアストリアホテル」に変わっていました。

 

ニコライ1世の馬上像を見ながら、聖イサク大聖堂へも行きました。

ホテルはとてもきれいで、欧米の方が多く宿泊していました。

 

サンクトペテルブルクの繁華街、ネフスキー通りを歩いていて、

「空間がすごく広いな」と思いました。

ロシアはごみごみしたつくりでなく、ゆったりとした空間が広がっていました。

 

ネフスキー通りをぶらぶら歩いていると、ロシアの切手集を打っている人がいました。

日本人の私を見ると、すぐに寄ってきて、「30ドルで買わないか?」と

言われました。

未だ旅は始まったばかり。

これからどれだけお金を使うかわからないので、「買わない」というと、

「じゃあ10ドルで!」といきなり下がりました。

「う~ん、それも無理!」というと、「じゃあ、バレエの券は?」と

行ってきました。

 

ロシアのバレエ、見たかったんです。

本場ですからね。

でもここであまりお金を使ってしまうと、これから行くウィーンとロンドン

でつつましい状態になります。

泣く泣くあきらめました。

 

サンクトペテルブルクにて

ヘルシンキを飛び立って、もうすぐサンクトペテルブルクに着くというのに、

私の視界に入っているのは草原ばかり。

あれ~、空港はどこ?って思っているうちにプルコヴォ空港に到着。

 

個人旅行なので空港では、ツアーのようにお迎えのバスはないです。

私は個人的にガイドを日本で頼んでいたのですが、

空港で私を出迎えてくれたのは、大学生の女性でした。

大阪の大学に留学していたことがあるというので、

日本語はそこそこ話せていたので、意思の疎通はできました。

 

空港からサンクトペテルブルク市内までの移動手段はタクシーしかないのですが、

これがなんと!運転手の言い値。

当時で40ドルくらいと、かなりボラれました。

 

市内について、とりあえずガイドの女子学生とは別の日に会うことにして

一人で市内観光に出ました。

ロシアは基本チップの必要はないのですが、とりあえずお世話になるかも?と

思って女子学生に1ドルプレゼントしたのですが、

その反応がすごかった!

私がびっくりするくらい、喜んでくれました。

「どこか行きたいところがあったら、お連れしますから

言ってくださいね!!」って感じです。

 

 

エルミタージュ美術館

私がぜひ行ってみたい旅のリストの一つに、

エルミタージュ美術館に行く」というのがありました。

日本でもたびたび展覧会が開催されていますよね。

 

エカテリーナ2世がドイツから美術品を買い取ったことから

エルミタージュ・コレクションが始まったと言われています。

 今ではざっと300万点もあるそうです。

 

1997年、私は長年の夢であったエルミタージュ美術館

訪れることができました。

情報は当時の物ですので、今とは異なることもあると思います。

 

サンクトペテルブルクとウィーンへ旅したのは1995年10月でした。

成田からフィンランドヘルシンキに飛びました。

個人旅行で、一人旅だったので旅行会社にいろいろと相談しました。

マイルがたまるように旅行会社を指定したりとか、あれこれ注文したりしました。

 

ヘルシンキでトランジットのため1泊しました。

ヘルシンキの街を見る時間があまりなかったのが残念でした。

ヘルシンキからサンクトペテルブルクまで飛行機で1時間程度なのですが、

国際線なので食事が出るんですね。

 

それもいくらたっぷり!

おいしかったです。

 

 

 

東ヨーロッパの旅 おさらい

ドイツ、チェコスロバキアハンガリーを巡ったツアーも

今思えばとても楽しかった旅でした。

 

スメタナの「モルダウ」をドナウ川のほとりで思い出し、

ベルリンのブランデンブルグ門では、警備の人の目を盗んで

写真撮影をしたり、プラハのからくり時計に心を奪われたりしました。

ツアーで一緒になった方と年賀状のやり取りもありました。 

 

 

東欧ってなんとなく暗いイメージがあったのですが、

実際に行ってみると「いかにもヨーロッパ!」っていう感じがしました。

あれから20年経っているので、私の知らない名所もできました。

今度はミュシャ美術館もぜひ訪れてみたいと思います。