1989年12月31日
ベルリンの壁が崩れた1989年の大みそか、プラハのヴァーツラフ広場で
私たち旅の一行は年が明けるのを待っていました。
チェコではビロード革命と呼ばれた民主化革命でもチェコの人々はこの広場に
集まって、「ハヴェルを城へ」と叫んでいたそうです。
ハヴェルはチェコスロバキアの大統領になった、ヴァーツラフ・ハヴェルのことです。
広場に集まった人々はお酒を口にしながら、にこやかな表情でした。
そして1990年を迎えた瞬間、怒号にも似た新年のメッセージがあちこちで飛び交い、
エネルギー爆発!!って感じでした。
初めての海外での年越し。
私はびっくりするとともに喜びで一杯でした。
エスプラナーデホテルは、クラシックな感じのホテルで、
とても感じのいいホテルでした。
1990年を迎えた後、ホテルに戻ると
スタッフの方がとても暖かい笑顔で迎えてくれたのが
印象的でした。